「遺言控除」、早くて来年度から!?
http://www.sankei.com/economy/news/150708/ecn1507080002-n1.html
↑↑上記記事にもある通り、平成29年度に「遺言控除」を創設する予定のようです。
狙いは、もちろん「遺言書」の作成を増やすことです。
なぜ遺言書の作成件数を増やそうとしているのでしょうか?
現在、相続税の対象となる相続のうち、遺言があった案件数は2~3割程度と言われています。
その結果、どうなっていると思いますか?
紛争が起きたり、不動産処分が進まず空き家が増え、紛争解決コストばかりかかる・・・といった状況に様々なところが困惑しています。
そこで、遺言書の作成を積極的に促すことで、資産の移転を円滑にしたり、紛争リスクを軽減したりしましょうね!ということです。
遺言書を作成すると具体的にどんなメリットがあるのか?
まず、考えられるメリットを箇条書きで上げます。
・紛争の予防効果
・財産移転の円滑化
・亡くなった方の意思の尊重
・遺言控除
今回のキーワードは「遺言控除」です。
具体的にどうなるのか?というと、
このホームページのトップページを見ていただけると、「控除」という考え方を記載してあります。
この、「控除」を使えるということです!
なんとその控除の額は数百万!という風に検討されているようです。
これは非常に大きくて、節税しない手はないのではないでしょうか?
皆さんも「遺言書」を作成して(私は「公正証書遺言」をお勧めしております。)上記のメリットを存分に受けましょう!